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もったいなくて捨てられないあなたへ
こんにちは、minakoです。突然ですがあなたの片付けの悩みはなんですか?
- まだ使えるものを捨てるのに抵抗がある
- 不要なものは捨てるとわかっていても気が進まない
- 片付けたくても何から手をつけて良いのかわからない
こんな悩みを抱えて、家の片付けがなかなか進まない・・・とあなたもお困りではありませんか?
私たちが片付けをするのに大きな壁となる「もったいない」という気持ち。
「いらないものは捨てなくちゃ」と家中あちこち捨てるものを探し回ってみるものの、「あまり使ってないのに」「まだ使えるかも」「いつか使う日が来るはず・・」という気持ちが邪魔をしてなかなか手が進みません。
「もったいない」気持ちはどこから来るのか
そもそも、「家の片付けをしよう!」と固く決意したはずの私たちをこんなにも悩ませる「もったいない」という気持ちはどこからやって来るのでしょうか。
私たちは子どもの頃から何かにつけて「ものを大切にしなさい」と教えられてきました。「丁寧に扱って長く使いなさい」「まだ使えるのだから同じものを使いなさい」ひとつのものを大事に使い続けるのは、とても大切なことです。
しかし、それは”使っている”ものの場合だけ。
- 昔は使っていたけれど今は出番がなくなったもの
- たくさんありすぎて使い切れないもの
- 本当はあまり気に入っていないもの
これらのものをやみくもに取っておいてはいけません。
あなたの家の中にいながら、すでに役割もなくただそこにあるだけのものは、果たして「大切にされている」のでしょうか。
- 新たに必要としている人へ譲る
- 違う役割を見つけて使う
- 思い切って処分する
きちんとひとつひとつのものと向き合って、次の行き先を決めてあげることも「ものを大切にする」ということなのです。
「もったいない」気持ちを180度変える3ステップで、片付け体質になりましょう!
①「もったいない」探しをしましょう
それではあなたの部屋の中を実際に歩いて、「もったいなくて捨てられない」ものを3つ探してきましょう。
- セールで買ったけれどあまり着ていない洋服
- 一度しか使っていないスパイス
- 通るたびにもらってしまうポケットティッシュ
何度か捨てようと迷ったんだけど・・・まだ家に置いたままですね
洋服やバッグなど身に付けるものから、キッチン用品、雑貨、消耗品など・・・。家の中には「なんだか捨てられないなあ」と感じるものが溢れています。
あなたは今、何を持っていますか?
②捨てられない理由を考えてみましょう
あなたが「もったいなくて捨てられない」と思って選んだ3つのもの。それが捨てられないのはなぜでしょうか?
- セールで買ったけれどあまり着ていない洋服
- 一度しか使っていないスパイス
- 通るたびにもらってしまうポケットティッシュ
あなたの場合はどうですか?
ここでは「なんとなくもったいない」ではなく、あなたの中で手放す決断ができない理由をしっかり考えておきましょう。
③反対の意見を考えてみましょう
ではいよいよ最後のステップです。あなたが「捨てられない」と思った理由の反対の意見を考えてみましょう。
- セールで買ったけれどあまり着ていない洋服
- 一度しか使っていないスパイス
- 通るたびにもらってしまうポケットティッシュ
いかがですか?
あなたが捨てられないと思っている理由の反対の考えがうまく思いついたでしょうか。
自分で考えた反対意見に納得がいったら、いざその3つを手放すときです。そのままゴミ袋に入れるのに抵抗があるものは、人に譲ったり他の活用法を考えてみるのもいいですね。
反対意見を考えるクセをつけよう
片付けをしようとものを捨てる決断をするとき「もったいない」と判断の手が何度も鈍るものですが、その度に反対の意見を考えて、「本当にいるのかな?」「必要以上にたくさん持っているのでは?」と考えるクセをつけることがとても大切です。
「もったいない」を明日の”もったいない”をなくす合言葉にしよう
捨てる決断は難しいもの。積み重なるともっと苦しい
今回、あなたは「もったいない」と感じる自分の気持ちに反する意見をどんどん思いついたでしょうか?「なかなか考えが浮かばなかった・・・」「思いついたけれど、いざ捨てるのには勇気がいった」など感じたことは様々だったはずです。
でもその「考える難しさ」「捨てる苦しみ」こそが、今日から先のあなたの生活で「もったいない」気持ちをなくしていく第一歩なのです。
「もったいない」を明日の”もったいない”をなくす合言葉に
私たちは毎日生活する中でとても多くのものを家の中に持ち帰っています。
- 本当に必要なものなのか
- 気に入って使いやすいものなのか
- 使う以上に持ちすぎていないか
こうした視点を持たずにやみくもにものを家に持ち込むと、いずれ苦しい「捨てる判断」を強いられるときがやってきます。そうなる前に、まず家に持ち込むものを厳選することが重要なのです。